マイクロソフトのシステムを導入し、効率化を図る
お客様から見積や注文は、FAX・メール・ウェブサイトのフォーム形式でいただきますが、それらはすべてマイクロソフトの”Exchange Online”に一元的に保存されます。しっかりしたセキュリティのサーバーに支えられているので、極秘の案件であっても、安心してお取引いただくことができます。
このシステムを導入してから、グループウェアとして、スケジュール、データーの共有が行ないやすくなりました。弊社では、マイクロソフトタブレットSurfaceを4台使用していますが、受注した案件の発注開始から、作業開始、作業完了、検品完了、発送完了といったプロセスが一元管理できるようになりました。これにより受注から発送まで、しっかりと管理できています。
クラウドに、依頼個数や仕様書、発注先などの情報がまとめられており、複数のスタッフが、スマートフォンやSurfaceで、これらの情報に簡単にアクセスできるので、途中で仕様書を確認したり、作業工程を見直したりすることで、人為的なミスに気づきやすい体制を整えることが出来ています。
もちろんダブルチェック、トリプルチェックに加え、このシステムを利用することで、さらなる受注の拡大や、技術者の拡充に備える体制を構築することが、何よりも信頼して任せてくださるお客様のためだと考えています。
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基本的な作業プロセス例
- 見積や相談を受ける
- サンプル・テストを行なう
- 版や冶具の作成する
- 作業工程を検討し、機械の配置やスタッフを選定する
- 印刷を開始する
- 検品する
- 発送する
新しい技術や機械の導入
お客様にご満足いただける製品を作り続けるためにも、あえて難しい案件にトライするようにしています。毎日のように他では、扱ってもらえない案件があるけど、一度、見てもらえないかという問い合わせをいただきます。難しい形状の物、素材と塗料の相性が悪いものなどがあります。すべてをお受けするわけではありませんが、お客様に喜んでいただきたいと思い、引き受けさせていただいた経験が、技術の革新に繋がっております。
思い出に残っているのが、アンティークの時計を、清掃していて拭き取られたところ、文字部分が消えてしまったので復元して欲しいという依頼がありました。残っている資料等から、手書きで文字を再現し、無事、復元することが出来ました。
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これまで培ってきた技術に加え、新しい技術や新たな機械を導入することで、問題を解決し、お客様の必要に応えるために取り組んでまいりました。より多彩な色合いを表現するために、デジタル印刷機械を導入し、何度もテストを繰り返し、ご満足いただける精度で印刷できるまで調整を繰り返しています。新しい機械と、これまでに培った経験や技術を合わせることで、お受けする案件の幅を増やすことに成功しています。ダストが入りにくい仕組みや、より厚手の物に印刷できるような機械を導入することにより、印刷の可能性を広げることができております。