“転写UV印刷”
弊社は、UV(紫外線)を照射することで、硬化する特殊なインクを使った印刷に取り組んでおります。治具を使って、一度に何個から何十個を同時に印刷することにより、短納期で大量案件に対応させていただいています。
今回、ご紹介するのは”転写UV印刷”です。一言で言うと直接印刷機に設置して印刷できないモノや製品に、UV印刷を施すことができます。プロトタイプの完成イメージとしてもご利用いただけます。納品事例と施工方法をご紹介します。
1.デザインを起こす
デジタル入稿したデザインで、フルカラー印刷ができ、白色を単色でも印刷できます。以下の例は、納品した「署名」のデジタルデーターです。
2.転写シートに印刷する
白と黒のインクを使って、転写シートに印刷します。
3.転写したいモノに転写する
転写したいモノの表面の汚れや油分を取り除きます。インク部分が転写シートに残るように、慎重に剥離紙を剥がします。
転写シートを貼りたい位置に貼り付けます。マスキングテープなどで、ガイドを付けると正確に貼れます。貼り付けた後、スクレーパーなどでしっかりと定着するように押し付けます。
ゆっくりと転写シートを剥がしていきます。剥がした後、コピー用紙などで、インク面を押さえつけると定着しやすくなります。
たいていのモノに転写できますが、シリコン素材や紙・布やその他特殊な素材や稼働部位や伸縮性のあるモノは適しておりません。